節約とは?
今回は「節約術」カテゴリーに属する記事を書いてみたいと思います。
不動産投資に限らず、「投資」と名が付くモノを始めるためには「軍資金」が必要であることと、投資が成功した後も節約体質で生活していれば成功が長続きすることから、各自に合った「節約術」を身に付けることは有意義であると考えます。
せつ‐やく【節約】
むだを省いて、きりつめること。倹約。「経費を―する」「時間の―」
けん‐やく【倹約】
費用を切り詰めて無駄遣いしないこと。節約。「食費を―する」「―家」
以上、広辞苑第六版より引用
節約体質になるのが難しい理由
「無駄を省いて、切り詰めること」
言葉にすれば簡単ですし意味もわかるのですが、実行に移すことが難しいですよね。
物欲、食欲など人間の基本欲求の所為(せい)もありますし、「隣の芝生は青く見える」所為で生活レベルを無理して上げるなどもあるでしょう。
今日は、節約できない理由を上記以外の別の切り口で私なりの考えを述べてみたいと思います。
良かれと思った行動があだになっている
特に女性陣は一般的に「ポイント」とか「カード」、「クーポン」「割引」という言葉に弱いですよね。
以前の記事「ポイントカードは有用か」で書いたとおり、「○○倍デー」を利用する時でも自分自身で購入する量をコントロールできるのなら良いのですが、「安い」からと言って不必要にたくさん買うことは「本末転倒」です。
「消費」行動ではなく、「浪費」行動になってしまいます。
同様に「コス○コ」など倉庫型ディスカウントストアの利用も、自宅に不必要なほどの量の”在庫”を抱えることになりがちです。
数年前に流行った「長財布」
書籍から火が付いて「長財布」が流行った時期がありましたね。
「折りたたみ式の財布はお札を折って入れておくので、お金を大事にしていない。だから金運に恵まれない」といった論調でしたっけ。
これなどは、もはや「迷信」の類(たぐい)ではないでしょうか?
めい‐しん【迷信】
迷妄(めいもう)と考えられる信仰。また、道理にあわない言い伝えなどを頑固に信ずること。その判定の標準は常に相対的で、通常、現代人の理性的判断から見て不合理と考えられるものについていう。 →俗信。
広辞苑第六版より引用
都会に住む方々にとっては、「スイカ」など交通系のカードは日常生活を営む上で有用かと思われますが、それ以外のポイントカード類やクレジットカードはどうでしょうか?
必要以上にカード類を持つと大きめの財布(それこそ長財布など)とか、財布とは別にカードケースが必要になり、それらを仕舞って持ち歩くために男性でもセカンドバッグやカバン、リュックサックなどが必要になります。
パワーストーンも同類
信じ切っている方には申し訳ないですが、パワーストーンを使ったブレスレットやネックレスなども、結局は「石」ですよね。
数年前に娘の習い事つながりで知り合った御家族の御主人がパワーストーンの作家で、私たち家族に購入を勧めてきたことがありましたが、まったく私たち家族の心に響かず断り続けてそのまま疎遠になりました。
アクセサリーとして少額で楽しむ分には良いのですが、一個あたり数万円するモノを購入するようになると「宗教的」になってしまいます。
余談ですが、「結婚するカップルの減少傾向が強い影響でダイヤモンドの流通量が減っている」というニュースを先日見かけました。ダイヤモンドもしょせん「高価な石」ですからね。
給料は上がらないのに社会保険料はじめ消費税、所得税、年金などの税徴収額は年々増加しているこの御時世で「高価な石」に使うお金など無いという「庶民の無言の訴え」の表れでしょう。
パワーストーンと同様にパワースポットも、「たまたま旅行に行った先の近くにあると聞いたから寄ってみた」くらいなら良いのですが、わざわざ高額な交通費をかけて遠路はるばる出向くのはマズいのではないでしょうか。
実際、近所にいましたからね。毎週末、往復500kmほど高速道路を飛ばして”パワースポット詣(もう)で”をする御家族が。
私のライフスタイル
別に真似をしてほしいわけではないのですが、参考までに私の生活スタイルを御紹介しますね。
まず服装は基本的に年間を通して、ジーパンにシャツ、スニーカーという”いで立ち”でセカンドバッグは持ち歩きません。外出時は手ぶらです。関連記事「不動産投資家の服装はシンプル」
持ち物はというと、ジーパンの四カ所のポケットにすべてが収まりす。
左前に折りたたみ式のガラホ、右前に車のキー。左後ろのポケットにはハンカチ、右後ろに折たたみ式の革財布。
財布の小銭入れ部分は出かける時は空(から)です。出先で小銭が出来ると、帰宅してからすぐに貯金箱に全部入れるので常に小銭入れ部分は空っぽです。関連記事「私の貯金方法」
あとは札入れ部分に現金一万円前後、カード入れ部分にクレジットカードが一枚、健康保険証カード、ガソリン現金会員カード、免許証くらいです。
余談ですけど、ジーパンの後ろポケットから半分くらい出ている長財布。まるで「お願いだから私を盗んで!」とか「私、このポケットから落ちて無くなりたい!」と言っているように見えませんか?
まとめ
バブルまっただ中を社会人として過ごしましたが、あれだけ流行っていた時期でもセカンドバッグを持ち歩きませんでした。「みんな一体、何を入れているのだろう?」と不思議でしたね。
自分で自分のライフスタイルをコントロールしているのか、それとも「迷信」に振り回され始めているのか、この境目(さかいめ)は紙一重(かみひとえ)です。
自らのライフスタイルを今一度、見つめ直してみてください。もしかしたら日常生活の中の「ムダ」を発見できるかもしれませんよ。
終わり
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