「黄色になったのに交差点に進入する」
これは、岡山などの地方都市だけではない現象だと察します。
「あおり運転」や「逆行」、「アクセルとブレーキの踏み間違い」などと同様の、”交通ルール違反”のうちの一つです。
赤信号でも交差点に進入する!
昨今は、黄色信号だけにとどまりません。
“赤信号”になっても勢いそのままに”勇猛果敢”に交差点に突っ込む輩(やから)もいます。
直行する側の信号は青になっているハズですが、赤信号でも突っ込んでくる車がかなりの確率で存在することを、ほとんどのドライバーが認識しているので、自分自身が事故に巻き込まれないために左右を確認しながら恐る恐るスタートします。
もし赤信号で突っ込んでくる車があれば”忖度(そんたく)”して、徐行するか止まるなどして、やり過ごします。
もはやルールで規制できない
かろうじて事故が起きていないだけで、こういう風習は悪くなる方向にエスカレートすることはあっても、本来の交通ルール(黄信号になったことを認識した時点で交差点には侵入しない)を遵守(じゅんしゅ)する方向には向かいません。
現状が、こうなったからにはいくら警視庁や警察庁、DJポリスが口酸っぱく「信号が黄色になったら交差点に進入しないでください!!」と言っても無視され続けます。(あきらかに数年前から増えている現象にも関わらず、なにもアクションを起こさない官公庁もどうかとは思いますが。)
強硬手段でいくしかない
では、どうすれば良いでしょうか?
これはもう、強硬手段しかありません。
昨日、具体的な案を思い付いたので披露したいと思います。
その案とは、
「黄色信号が点灯している時間を現在の半分以下に縮める」
です。
現在の黄色信号の点灯している時間が2秒間なら、1秒以下にするのです。
すると、どういうことが起こると思いますか?
今までは2秒間の猶予がありましたが、突然半分以下になりますから、すぐに直行する側の信号が青に変わります。
今まで通り、交差点に進入すると当然”衝突事故”が多発します。
これが狙いです。
黄色の時間が長いから、交通ルールにルーズな事態が起こるのですから、「ちゃんと交通ルールを守らないと面倒なことになりますよ」ということを、各自に体感してもらうしかないのです。
ちなみに、黄色の時間を短縮することで浮いた”一秒間”は青色の点灯時間のほうに回します。
これで解決です。
ウインカーもヘッドライトも「他者のため」
「方向指示器(ウインカー)を点滅させない」人も多いですが、ヘッドライトをなかなか点灯させない人も相変わらず多いですね。
まさか「電気代がもったいない!」が理由ではないと信じたいですが、かなり暗くなってもスモールランプさえ点けないドライバーもいます。
海外旅行や海外出張で欧米その他の国に行ったことのある方はお分かりのことと思いますが、外国ではかなり早めにヘッドライトを点けます。国によっては昼間でも。
日本もバイクはエンジンをかけている間はヘッドライトが常時点灯する仕組みになっています。
これは「周りに自分の存在を知らせるため」です。
車も同じです。雨や曇りの日なら、昼間からヘッドライトを点灯させるべきなのです。
日本民族の性(さが)で、その他大勢の人が点けていないのだから私も点けないということなのでしょう。
ひとつ、私自身の経験談を御紹介しますと、夕方、ロードサイド店舗の駐車場から出てきた車と接触事故を若い頃、起こしました。その時の過失割合は8:2で私が8割の過失になりました。
相手が私の存在に気付かずに店舗から出てきたのです。こちらを見ていなかったように記憶しています。
にも関わらず、なぜこのような過失割合になったかと言いますと、私が「ヘッドライトを点けていなかったから」です。ライトが点灯していなかったから、相手が私を視認できなかったという結論です。夕方でも夏でしたから、まだ十分明るかったのですが、もし私がヘッドライトを点灯していたら過失割合は逆だった可能性があります。
その時に助手席に乗っていた会社の同僚は、後日、むち打ちの症状を申し出たので「人身事故」扱いに切り替えました。踏んだり蹴ったりです。そのこと以来、私は車に乗る時は極力ヘッドライトを点灯するようにしています。
まとめ
本来ならば、こんな痛みを伴う改革案などを提案する前に、各自が”交通ルール”を守って生活すれば済む話です。
今の日本民族は、交通ルールを守ることが出来ない、また他人を慮(おもんばか)ることが出来ない民族になり下がっていることの証左に他なりません。
最後に当ブログ内の、交通系の記事を以下に御紹介して終わりたいと思います。
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終わり
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