物干し金具が取れていると入居者から連絡アリ!

管理会社からの電話

昨日の午前中に健康維持とガソリン代節約を兼ねて、10分弱、歩いてサブバンクの支店に行き通帳記入。晩夏の空気を吸いながら、家に帰り着くや否や、携帯電話に着信アリ。

二物件目を管理してくれている管理会社です。

「一階の入居者様から、物干し金具が根元からもげて(=取れて)いると連絡がありました。どうされますか?」とのこと。

どこの物干し金具のことか、すぐにわかりました。三年前に購入した時から、もげかかっていて、私が透明のシリコンコーキング剤を塗りたくって補強していた箇所だと思います。三年間は持ってくれたけど、限界を超えたのでしょう。

ここで管理会社が言う”どうされますか?”は、”御自身で対処しますか、それともこちらで修理を手配しましょうか?”という意味です。

私は刹那(せつな)、思案してから「そちらで修理の手配をお願いします。見積もり金額が出たら教えて下さい」と依頼して電話を切りました。

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現場へ急行!

電話を切ったあと、もう一人の私が問いかけてきました。

「面倒くさいのか、ナカシマ。専業大家だし、今日は特に予定は無いし時間はたっぷりあるんじゃないのか?」

最近は “出方(でかた)、やり方をチェックしておくことも必要”ということで、管理会社経由で修理依頼することがあります。

今回もその流れでいこうとしたのですが、よくよく考えてみれば自分で対処できそうですし、セルフと外注では掛かる費用も大きく違いそうです。現地を確認して自分の手に負えないようなら、懇意にしている工務店か、管理会社経由で修理を頼むことも可能です。

すぐさま、管理会社に「前言撤回」の電話を入れて、現場に向かいました。

そこで目にしたのが冒頭画像です。

↑根こそぎ取れています。エアコンの室外機天板が若干、凹(へこ)んでいました。ちょうど、空室なのでエアコンを運転してみましたが正常に稼働しました。一安心です。

↑ねじ込んでいた木部は腐っています。築36年ですしね(苦笑)。

なんとかなりそう

プロボックスの荷台の”マイ材工セット”に、ちょうど「変成シリコンシーラント・ブラック」が半分ほど残っていたので、もげて穴が開いた外壁に塗りたくりました。午後から雨が降る予報だったので、少しでも早く塗りたかったです。

↑外壁など、塗装するかもしれない箇所には、少し値段が高いが”変成シリコン”を使うべし、と以前工務店さんが教えてくれました。

↑変成シリコンシーラント・ブラックを塗ったところ。無いときは素手で施工しますが、たいていは使い捨てのナイロン手袋を手にはめて施工します。

ホームセンターへ

穴埋めをしてから、物干し台を買うために最寄りのホームセンターに行きました。

セメント製の土台二個とポール二個のセット販売しかしてくれなくて、税込み5280円です。

↑ステンレス製ポール本体。二個で1セット。

↑設置後の状態。

↑ポールの先端が隣の敷地に侵入しないように、斜め45°にして立てました。

入居者と遭遇

据え付けを終えたところで、タイミング良く当該入居者が外出するために出てきました。

「大家です。この度は御迷惑をおかけして申し訳ありません」と、まずは設備不具合を詫びて、修繕工事の概要を説明しました。入居者は納得してくれたようです。

今回の事象のせいで落下した洗濯物、Tシャツ二枚も謝りながら手渡したところ、クレームも言わずに受け取ってくれました。若い女性入居者ですが、なかなか人間が出来ています。

まとめ

人間は弱いので、ついつい楽をしようとしてしまいがちですが、少し考えて”どうするのが、この場面では得策なのか?”を自問自答して、いかに早く最適解を見出すことができるのかも”賃貸事業経営者”にとって重要な要素の一つです。

今回は、現場に向かう車中で「物干し台」を使うことを思い付きました。今までの大家業の経験と、サラリーマン時代の経験を活かすことができた事例だと思います。

終わり

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